ハンロプラスで赤字を出さない卸値の決め方|利益と売れやすさの両立
公開日: 2026年7月19日最終更新: 2026年7月19日
ハンロプラスで成果が出るかどうかは、卸値の決め方でほぼ決まります。卸値は「受け取る金額」であると同時に、モールでの販売価格にも連動する、いわば運用の心臓部です。この記事では、赤字を出さず、かつ売れやすい卸値をどう決めるかを実践的に解説します。仕組みのおさらいはハンロプラスの仕組みをご覧ください。
大前提:卸値には「下限」がある
まず外してはいけないのが下限です。卸値が「仕入値+FBAマルチチャネル配送料」を下回ると、売れるほど赤字になります。
1個あたりの利益は次の式で計算できます。
1個あたり利益 = 卸値 −(仕入値 + FBAマルチチャネル配送料)
配送料は商品のサイズ・重量で変わるため、Amazonセラーセントラルの料金表で確認しておきます。この下限を割らないことが、赤字を出さないための絶対条件です。設定時の注意は登録後に絶対確認すべき設定でも解説しています。
上限:卸値は販売価格に跳ね返る
一方で、卸値は高くすればよいというものでもありません。ハンロプラスでは、卸値にハンロプラス側の取り分が上乗せされてモールでの販売価格が決まります。つまり卸値を上げるほど、モールでの表示価格も上がり、売れにくくなります。
特に、同じ商品をAmazonでも売っている場合、Amazon価格との差が開きすぎると、買い手はそちらへ流れてしまいます。卸値には「これ以上高いと売れなくなる」という上限も存在するわけです。
出発点:まずは推奨値から始める
では最初にいくらに設定すればよいか。運営者の解説では、売上を伸ばしやすい推奨値として「Amazonでの販売価格の9割」が挙げられています(2026年7月時点)。まずはこのあたりを起点にして、下限(仕入値+送料)を割っていないかを確認するのが現実的です。
もちろん、原価の高い商品や送料のかさむ大型商品では、推奨値のままだと利益が薄い、あるいは赤字になることもあります。だからこそ、商品ごとに自分の数字で確認する必要があります。
自分の適正卸値を見つける手順
- 仕入値と、その商品のFBAマルチチャネル配送料を調べる
- 利益計算機に卸値・仕入値・送料を入れて、利益と損益分岐を確認する
- 損益分岐を上回り、かつ狙いたい利益が残る卸値にする
- その卸値でモールに並んだときの販売価格が、競合やAmazon価格と比べて売れそうな水準か確認する
- 実際の売れ行きを見ながら、少しずつ調整する
このように「下限(赤字回避)」と「上限(売れやすさ)」の間で、利益が残るポイントを探すのが卸値設定の考え方です。
調整のタイミング
- 売れ行きが鈍い:卸値が高すぎて販売価格が割高になっていないか見直す
- 利益が薄い:配送料まで含めて損益を再計算し、上げられる余地がないか確認する
- 仕入値や送料が変わった:卸値を必ず見直す(放置すると気づかず赤字になることがある)
まとめ
卸値は「仕入値+送料」という下限と、「売れやすさ」という上限のあいだで決めます。まずはAmazon販売価格の9割を起点に、利益計算機で損益を確認しながら、赤字にならず利益が残る水準を探してください。設定の具体的な確認手順は登録後に絶対確認すべき設定も参考になります。
参考・出典(公式情報)
- https://hanro-plus.jp/usage-flow(2026年7月19日確認)
- https://hanro-plus.jp/(2026年7月18日確認)